物に触れる、からだに触れる、いのちにふれる。
手や足をうごかして、またはからだそのものを介して何かに接触する。
そういった目にみえる「ふれる」もあり、
発声などの目にみえない動きを通して
ふれているようなことも、普段の生活には溢れています。
楽器を演奏する方などは、奏でる音を介してふれているのかもしれません。
目にみえなくても、ふれているなぁと感じることに、
「意識を向ける」という動きも含まれているように感じます。
普段、様々な刺激的な情報にさらされている私たちですが、
自分自身のからだに意識を向けることは、わたしにとっても、からだにとっても
一味異なった情報が生まれる場となります。
そして、こういった意識を向けている時間、空間の「間(ま)」というのは、
刺激的な情報群から少しの間、解放されているようなひとときとなるのではないでしょうか。
「動き(うごき)」にともなう「さわる」と「ふれる」には、まだ多くの切り口、解き明かされていない秘密のようなものが隠されているようですが、
からだの要求していることは、特別なことが必要なことでもなく、実に身近なところにヒントが転がっているように感じるのです。
身近なことから学ぶことに興味がある方は、是非一度フォーラムにご参加ください。
今回は久しぶりのオンサイト開催にて、ご来場をお待ちしています。
一週間のお付き合いありがとうございました。
明日からは友松実行委員の「ふれる」がはじまります。
どうぞ、おたのしみに。
秋季東京操体フォーラム開催決定
2023年11月23日(勤労感謝の日)
今季は久しぶりのルーテル市ヶ谷センターにて開催予定です。
プログラムの詳細等は追ってお知らせ致します。