出来るようになってから分かることがある。
僕が現役でバスケをやっていた時、苦手だったことが
一つある。
それは長距離のシュート(スリーポイント)。
スリーポイントラインはゴールから6.25m(当時)。
シュートが入る、入らないの以前にボールがゴールに
届かなかった。
小、中の頃はもちろん、高校一年ぐらいまではゴール
にかすりもしなかった記憶がある。
シュートに必要な技術、筋力、体力が足りなかったこ
とは言うまでもないが、一番は「ボールがゴールに届
く」という感覚が分からなかったのである。
それが、いつの頃かをきっかけにして、ボールがゴー
ルに届くようになった。
一度「ボールがゴールに届く」感覚が分かるようにな
ると、次は「シュートが入るか、入らないか」の感覚
が分かるようになった。
この感覚を掴んだことで、苦手な長距離のシュートが
面白くてたまらなくなった。
感覚を掴んだことで、必要なことは何かということが
分かったのである。
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