東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

感覚

出来るようになってから分かることがある。

 

僕が現役でバスケをやっていた時、苦手だったことが

一つある。

 

それは長距離のシュート(スリーポイント)。

 

スリーポイントラインはゴールから6.25m(当時)。

シュートが入る、入らないの以前にボールがゴールに

届かなかった。

 

小、中の頃はもちろん、高校一年ぐらいまではゴール

にかすりもしなかった記憶がある。

 

シュートに必要な技術、筋力、体力が足りなかったこ

とは言うまでもないが、一番は「ボールがゴールに届

く」という感覚が分からなかったのである。

 

それが、いつの頃かをきっかけにして、ボールがゴー

ルに届くようになった。

 

一度「ボールがゴールに届く」感覚が分かるようにな

ると、次は「シュートが入るか、入らないか」の感覚

が分かるようになった。

 

この感覚を掴んだことで、苦手な長距離のシュートが

面白くてたまらなくなった。

 

感覚を掴んだことで、必要なことは何かということが

分かったのである。

 

2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。

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2016年9月 新創生期操体法特別臨床講座 開講!

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