下手という状況、できないという時間・期間があることで、すぐにできるようになってしまった時と違い、なぜできなかったのかをよく理解できることがあります。
この期間・時間は、できないことに意識が向きやすいのですが、
その後できるようになると、
できない期間・時間を大切にしなければならないと感じます。
焦る、悩むなどの感情にばかりとらわれがちですが、
学ぶことに豊かさを与えてくれるのは、もしかすると、このできないという状況なのかもしれません。
松岡正剛氏の著書の中に、
もともと日本ではプラスとマイナス、ポジとネガの両方を同価値として扱っていくという方法がけっこうあったのです。私はとくに「負」のほう、マイナスのほうに関心があります。
という文章があります。
自分の中で起きる、状況を俯瞰し、方法として捉えることができると、違った気づきができるのだと思います。
神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 単行本
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2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。