ワタシはたまにあの世とこの世について、ぼや〜と考えます。
天外伺郎氏は著書(宇宙の根っこにつながる生き方)の中で
あの世とこの世を電磁界とテレビの画像として例えているのですが、
「なるほどなぁ」と思いました。
第一に電磁界は目に見えないけれど確実に存在している。あの世も同じ。
第二に電磁界とテレビ画像は一対一に対応している。
電磁界がなければテレビ画像も映らない。あの世とこの世も同じ。
第三にテレビ画面の中の物体はあらゆる空間に広がる電磁界全体のなかに
たたみ込まれていて分離できない。あの世とこの世も同じ。
ワタシ達がこの世に生まれてくるのはテレビのスイッチを入れた状態だということで、
スイッチを切れば消えてしまう。ですが、スイッチを切っても電磁界はなくならない。
つまり、もう一人の根源的な自分は、生死と無関係にあの世に存在しつづけるわけで、
あの世もこの世も分け隔てはないということです。
ワタシ達は今、この世で生きていると同時にあの世でも生きている。
更に、あの世には時間という概念もなく、この世の全てがたたみ込まれている。
わかるようでわかりませんが、この微妙なところが楽しいのです。
操体も同じようなものではないでしょうか。