東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

臨床と生活にいかす操体法

手でふれて確認する。

足の裏でふれて確認する。

 

ここ数日ブログで綴ってきた習慣のように、

手や足の裏からの情報に意識が向くような生活を過ごしていると

自ずと「感じる」機会をもつようになります。

 

普段、何も考えず作業することもあれば、

アタマを使って意識的に作業することもありますが、

手や足の裏の感覚を介して作業をすると、

感じながら作業をする機会がうまれます。

 

昔ながらの手仕事の領域では、

この「感じながら」の作業が豊富に含まれていたのではないかと思いますが、

実際やっていると、そういう時は普段感じられない間(ま)がそこにうまれているような気がします。

 

操体の臨床も「間(ま)」を大事にしていますが、

生活のなかでも、ちょっとした日常習慣をきっかけに間を感じることはできます。

 

その人なりの感じながらする作業がみつかれば、それも見方をかえれば「セルフケア」のような時間と空間になっていくかもしれないと感じています。

 

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