いよいよ七日目となりました。
「感性・センス」というお題で書いてきましたが、やはり結論は「一日にしてならず」ということなのかな、と思います。
また「感性って何だ」「センスって何だ」と、色々机上の理論で考えて理屈をこねるのなら、絵画を見るとか映画を観るとか「感性を揺さぶるもの・刺激するもの」を観ることをおすすめします。
特に、臨床家は、アーティストですから(私はそう思っています)、大事です。
また、人の評価を鵜吞みにしないこと。
そして、一番大事なのは
「正しいか正しくないか」
「損か得か」
ではなく「好きか嫌いか」(原始感覚です)で、やってみること。
「これが好きだって言ったら、センス悪そうっていわれそう」と、自分を隠すことはないんです。
逆に言えば「こういうことを言えば相手に受けそう」というような、相手の反応やウケ狙いは、すぐわかります。
「これを聴いていたら、お洒落って言われそう」という感じよりも、
「ヘビメタ40年聴いてます」のほうが私にとってはかっこいいんです。
(例示が具体的ですいません・・)
というわけで、これは9月の伝統療法カンファレンスの帰り、会津高原尾瀬口で撮ったものです。
スカルリングは「メメント・モリ(死を考えよ)」。明日のことは分からないから、今日を大事に生きようということです。
これも、我々東京操体フォーラム実行委員の「感性・センス」だと思っています。
一週間ありがとうございました。
明日からは、三浦先生です。
畠山裕美
2016年11月23日(水)勤労感謝の日
今季のテーマは「膝と進化した操体」です