からだというのは、空間から実に素直に情報をうけとっていると感じます。
ことばを発することは空間に変化を与えます。
発せられることばによって、空間を共有しているからだは様々な影響を受け取ります。
からだがこわばるようなことばを使えば、からだは素直にそれをうけとります。
そういうことばをできるだけ使わないようにことばを選ぶことも学習です。
からだのうごきにも大きく関わってくるのが面白いです。
からだを動かして診る、動診(どうしん)という分析法を大切にしている操体にとって、ことばに関しての学習が欠かせないひとつの理由です。
ことばによって、うごきが変化する。
からだを介して感じられる、興味深い学問です。