東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

からだがききわけていることば2

操体臨床の際に、操者が用いることば。

それは空間を介して、伝わっていきます。

相手に。からだに。操者自身に。

 

操法の際に、介助を与え、接触しているからだ。

皮膚に触れているその様子からも、

からだがたしかにことばに反応しているのが感じられてきます。

 

操体を学んでいる私たちは、操法の中でつかわれることばのひとつひとつについて

確認しながら学んでいきます。

からだがどんなことばに、どんな反応をするのかを学習しています。

 

この学習は臨床のなかでも大きな影響を与えることですが、

その枠を越えて、操者自身の日常生活の変化にもつながります。

 

ことばを、からだを、空間を介して、つながっているのを感じます。