ことばが変われば、からだの動き(うごき)も変化します。
そのことを学習することも操体を学ぶ醍醐味です。
私たちの日常生活は、個々人の身につけてきた様々な習慣によって形作られています。
その習慣によって、その人がつくられているといっても、言い過ぎではないようにも思います。
何か理由があって習慣を見直すと言ったときに、それまで身につけてきたことを変えるのはなかなかなことです。
スッと動き出せることもあれば、古い習慣から新しい習慣への糸口が見つからないようなときもあります。
そんな時に、ひとつの切り口として自分の普段使っていることばに着目してみるというのは面白いです。
ノートに日誌のようなかたちで書き出してみるのもいいですし、普段自分の頭のなかを巡っている言葉がどんなものか、確認してみると、よく出てくる言葉があったり、何か気付くことがあるかもしれません。
※ちなみに最近面白いなと感じた書く習慣のモデルは岡田斗司夫さんのスマートノートです。
『スマホじゃなくて、スマノでしょ』という帯の語りかけが、なんだかたまらなく響いてきます。
ことばも目には見えずらいですが、習慣化されたうごきのひとつだと思います。
自分の使っていることばを確認していくのは、結果的に習慣化された色々なことに影響を与えるのではないかと感じます。