何事もなく穏やかに生活が営まれている。
普段、「普通」だと感じていることが、実はヒトの意識の及ばない生命活動の重なり合いによってささえられ、実現している。
操体はこういったからだにとっての「普通」であることに、新たな切り口をもって学ぶことのできる学問なのではないかと思う。
学ぶことで、ささいなきっかけから意識は変化していく。
からだがききわけていることを、からだにききわける。
からだが学習していることを、からだを介して学習する。
何事もなく普通であることを味わい、ゆだね、満たされる。
まるごと呼吸。
まるごと内臓。
まるごと皮膚。
まるごと感覚。
まるごと宇宙。
まるごと操体。
今日も宇宙のなかで生きている。
今週も一週間ありがとうございました。
明日から友松実行委員のまるごと操体が始まります。
よろしくお願いします。
開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum