三浦先生とネコちゃん達、ありがとうございました。
今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。
今回のテーマは「操体的な『がんばるな』とは」になります。
今まで頑張る世界で生きてきた私にとって操体を学び始めた時に言われた「がんばるな」はなかなか受け入れられない言葉だったことを覚えています。
数多く響く橋本敬三先生の放言の中でなぜ「がんばるな」なのか?
あれだけのことを成してきた先生が言うことには何か裏がある。
そんな想いを抱きながらこの言葉の謎解きは操体を理解することにおいて、とても重要なキーワードとなっていきました。
そしてこの言葉と向き合う日々の中で少しずつわかってきたことは、「頑張る」という意識、または言葉はからだの内部情報をききわけることにおいて弊害になるものなのだということです。
きっと橋本敬三先生はからだ内部情報をキャッチ出来ない患者に魔法をかけるように「頑張るな」と言うことで、からだに「がんばらせない」ようにしていたのだと思います。
こういう言葉1つの使いわけだけで本人、またはからだの意識が変わってしまうことが操体の世界の面白いところであり、学び続けることでしか見えてこない世界です。
その世界観を明日以降も書いていきたいと思います。