おはようございます。
ふと、現在放送中のNHKの大河ドラマ「いだてん」のワンシーンが思い浮かびました。
それは、役所広司扮する加納治五郎が「逆らわずして勝つ」と言っているシーンでした。
「逆らわずして勝つ」とか「対立せずに勝つ」という事も、今回のテーマである「頑張らない」にもつうじるものがあると感じます。
自分のからだと争ったり、対立しても仕方がない。
自分のからだが無ければ、自分の存在は無いわけですから。
よくスポーツや武道などで、相手に勝つのではなく自分に勝つ、ということが言われます。
これは、自分の楽をしたい気持ちや怠け心、甘えに勝つという事や、前回の自分の記録を上まわる、以前の自分より成長する、といった意味合いになると思います。
決して、からだを壊してまで頑張ってやり抜いたから、自分に勝ったというのではないと思うのです。
からだがツラクなって、途中で中断するのを自分に負けたとするのではなく、中断しても構わない。
それは自分とからだにとって、より良くなる為に必要だったからで、自分に負けたのではない。
何故、からだがツラクなり、上手くいかなかったのか、しっかり向き合う事も必要。
そうでなければ、次につなげないし、更なる向上が見込めなくなってしまう。
自分のからだと対立することなく、自分に勝つ。