東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

対立することなく勝つ。

おはようございます。

 

ふと、現在放送中のNHKの大河ドラマ「いだてん」のワンシーンが思い浮かびました。

それは、役所広司扮する加納治五郎が「逆らわずして勝つ」と言っているシーンでした。

 

「逆らわずして勝つ」とか「対立せずに勝つ」という事も、今回のテーマである「頑張らない」にもつうじるものがあると感じます。

 

自分のからだと争ったり、対立しても仕方がない。

自分のからだが無ければ、自分の存在は無いわけですから。

 

よくスポーツや武道などで、相手に勝つのではなく自分に勝つ、ということが言われます。

これは、自分の楽をしたい気持ちや怠け心、甘えに勝つという事や、前回の自分の記録を上まわる、以前の自分より成長する、といった意味合いになると思います。

決して、からだを壊してまで頑張ってやり抜いたから、自分に勝ったというのではないと思うのです。

 

からだがツラクなって、途中で中断するのを自分に負けたとするのではなく、中断しても構わない。

それは自分とからだにとって、より良くなる為に必要だったからで、自分に負けたのではない。

何故、からだがツラクなり、上手くいかなかったのか、しっかり向き合う事も必要。

そうでなければ、次につなげないし、更なる向上が見込めなくなってしまう。

 

自分のからだと対立することなく、自分に勝つ。