昨日ふと手にした「クロワッサン」という雑誌に瀬戸内寂聴さんの秘書である瀬尾まなほさんのインタビュー記事が掲載されていました。
その記事の中では瀬尾さんから見た寂聴さんの人生の指針と瀬尾さん自身の生きる指針について書かれていましたが、こんな時だからこそ必要なことが書いてあるように思います。
そこには主に
「情熱的に生きる」
「常にだれかを愛する」
「切に生きる」
(瀬戸内寂聴さんの生きる指針より)
「常にありのままの自分でいるよう心がける」
「だれかのためにがんばる」
「一つでも多くの場所に行き、多くのものを見、たくさんの人に出会うこと」
(瀬尾まほさんの生きる指針より)
自分と外部との距離が引き離されていくこの状況において、自分の生きるエネルギーは自分自身で作っていかなければならないのだと今でも思いは変わっていませんがしかし、やはり人間は一人では決して生きていけないということをこれを読んで改めて身に浸みました。
自分を支えてくれている人、自分自身を支えてくれているもの、そういった自分の見えないところで陰ながら支えてくれている様々なものに目を向け、それを感じながらそれのために生きていくことも生きるエネルギーを作る一つの方法なのかなと感じています。
寂聴さんや瀬尾さんの記事を見ていても、自分らしく生きていくために様々な人達と互いに支え合いながら生きているということが伝わってくる。
それが生きる支えになっている「書く」という生きがいの力にもなっているのかもしれません。
私自身もこれからの操体の学びと人生の中で寂聴さんのように人にエネルギーを与えられるような生き方をしていきたいと思っています。