東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

暮らしと生命活動。

おはようございます。

実行委員リレーブログ、今週は友松が担当いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回は「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」というテーマでリレーしております。

この時代というと新型コロナウィルスを、どうしても思い浮かべてしまいます。

 

このウィルスにより、私たちの今までの暮らしには随分と制約がかかってしまった。

その制約により窮屈感を感じたり、先行きに不安を感じている人が大部分だと思う。

先行きへの不安、それは今の暮らしを支える経済活動の停滞が大きく影響しているだろう。

 しかし、暮らしを支えているのはお金だけではない。
暮らしを支える根本には生命活動があり、その生命活動のバランスの良し悪しは健康に直結しているのだから、本来は一番優先されなければならないのは生命活動。

いくらお金があっても、健康を害し生命活動がままならなければ、それは宝の持ち腐れであろう。

 

暮らしと生命活動は、似ているが同じものではない。

その大きな違いは、からだが主なのか自分の思惑が主となるのかであり、からだを蔑ろにして暮らし向きばかりを気にしていれば、健康維持は難しい。

 

操体は、自分自身の生命活動の営みが環境にどう適応しているか、そのバランスを重要視している。

このバランスが向上するほど、健康維持、増進、よりよく生きる事につながるからです。

よりよく生きるという事は、より良く生かされて生きている事が解っていく事でもある。

それが解っていく過程において、自ずと免疫系のバランスも向上していく。

一々数値的な確認はしていないが、振り返れば、ここ20年来風邪一つひかずに暮らせている自分が居る。