最近臨床を終えた後に「操体をやっている人達は若く見える。その秘訣は?」ということを聞かれることがあります。
これまでそういった意識を持ってこの学びと向き合ったことはありませんでしたが、確かに橋本敬三先生や三浦先生、同志達を見ていても年齢を重ねるごとにエネルギーが増しているように見えます。
そのエネルギーを作り出しているのは日々のセルフケアやからだへの配慮、健康への意識、学びに対する姿勢、様々な要因があるかと思いますが、一番大きいのは「からだの要求と自分の欲求の満たし方」にあるように感じています。
「からだがあっての自分なのか、自分があってのからだなのか」
生きるエネルギーで満ち溢れている人を見ていると、やはり自分のやりたいことをやりながらもからだへの配慮は怠っていない。
きっとからだの声に耳を傾けながら、からだが要求していることをないがしろにしない生き方をしているのだと思う。
こういった捉え方とその線引きとバランスが非常に大切でどちらを主語にしていくかで生み出されるエネルギーとその使い方も大きく変ってくるように思っています。
そういったものの積み重ねが免疫力にも繋がり、若くいれる秘訣なのかなと最近は感じています。