「土踏まずの役割とはなんですか?」
ちょっと皆さんも考えてみて下さいネ。
3〜〜〜〜〜2〜〜〜〜〜〜〜1〜〜〜〜〜〜ストン。
では、一回立ってみて下さい。それで足踏みしてみて下さい。それがヒントです。
橋本敬三先生は、NHKのDVD「操体法 橋本敬三の世界」のなかでも、患者に足踏みをさせています。
バランスを感じてみるには、こちらは勿論、患者本人に自覚させる必要がありますね。
「健康を足元から考える会」と言うのがあるそうです。
その方達は足元は勿論、履き物にも意識の高い方々だと想うのですが、
数ある質問のなかで「衝撃吸収」と回答した人は最も多かったそうです。(115人中、108人)
でも、「衝撃吸収」以外はあまり・・・知らなかったらしいのですネ。
確かに衝撃吸収とは、足の土踏まずの役割のおおきな一つです。
私たちの日々の生活は、立つ・歩く・走る、さまざまな動きを無意識にしています。
あるデータによると、
何気なく歩いている状態で、体重の約2割増。
例えば、体重65kgの人でなら、一歩あるくごとに約80kg近い重さが足にかかっています。
しかも驚くことに、アスファルトの固い面を歩いたり走ったりした場合は、
1歩で体重の約5〜7倍(体重65kgの人で、300kg〜450kg)の重さが足にはかかっているそうです。
それが人体の基礎構造であって「土台」となっている「四関」であり、
「操体法」でも、「操体」でも、かかすことのできない「ヒカガミ」の重要性にもつながっているのです。
「衝撃吸収」・・・でもね〜それだけではありませんよ。
土踏まずにはあまり知られていないとても大切な役割があるのです。
操体を学んでいる皆様ならばご存じでしょうが、
立位における、全身の重心安定を感じさせ、重心を移動するときの調整、つまりバランスをっている根っこということです。
2本足で歩くことになる私たちには、”感覚”というセンサーが絶対に必要なのです。
分科会の時、「ヒカガミについて」では、佐伯実行委員と小松実行委員、それから私で発表させて頂きました。
“ヒカガミ”って知っていますか?操体法のイメージって、どういうものですか?と聞いていると、
よくある答えですが、「膝の裏にあるぐりぐりをチェックする」という答えがあります。
確かに橋本敬三先生は、「ヒカガミ」の触診を大切にしています。
そして、ほとんどの患者さんの「からだ」を診せて頂きながら、「ヒカガミ」をみていたようです。
何故、ヒカガミの触診をしていたのでしょうか?
それは、残念ながらどの操体の関係書にも詳しく書いてないのです。
あまりにも大きなテーマなので、基本中の基本をしっかりと、お手本でありえるようにできるだけ丁寧に発表させて頂きましたが、
その途中、シナリオにない(笑)飛び入り参加し三浦理事長の「ヒカガミ」チェックを生で拝見できた方々は、本当に勉強になったことでしょう。
実に面白いのは、フォーラムの発表において、連続性のないことはナイということなのですね。
常につながってくるのです。
毎回行われる「般若身経」ですが、他の発表を踏まえて感じ取ればまた格別!なんですよ。
夏の乾杯にビール、梅干しに焼酎、
牡蠣に白ワイン、お刺身に日本酒、
赤い色にコーク、ホルモン焼きにほっぴー、
三茶の仙人にコーヒー、そして日本代表にエール!!
「落ち」がつきましたところで、ちょうど私の持ち時間が過ぎました。
ここからは残業とさせて頂きます(笑)
あら〜、そこのあなた!ちょっとその笑った姿が素敵なアナタ!
どこぞのテレビの一流モデル俳優さんに似ているとおもったら・・・、
「般若身経」のマッ最中だったからなのねェ〜。(道理でかなっているから自然、そして美しい)
〜〜臨時ニュースです〜〜
と言うわけで、オンブレ・オカムラさーんいまはどこですか〜?
「ハ〜イ、オンブレ・オカムラです。今は千葉の行徳に来ています。駅を降りて歩いておりますが、
なるほど〜線路沿い高架下を東に戻っていけば、行徳ゴールドジムなんですネ〜。
オヤッここはあの、平直行相談役のホームなんですねェ〜。
まさにワールドカップ同様、地元は勿論、各国からも参加者希望で盛り上がっていますよ〜!!オーッレ!!」
〜〜ニュース終了〜〜
はい、ありがとうございます。
いや行徳も熱いですねェ〜これは梅雨入りしてもマイナスイオン浴びて気持ちが良いですし、
6月13日におこなわれる「臨床家による操体セミナー」には是非とも出席しなくっちゃ!!
それではごきげんよう!ありがとうございます。
6月13日、行徳ゴールドジムにて第四回「臨床家による操体セミナー」開催
8月28、29日は大徳寺玉林院にて「東京操体フォーラム in 京都」開催
9月18、19日スペイン、マドリードにて「操体セミナー in スペイン」開催