おはようございます。
昨日、ビジュアルということを書いていて思い返されましたが、実は私、16年前の入門時は随分と太っていまして、体重も100kgを超えていました。
もともと体重が100kgあったわけではなく、その当時30歳代中盤だった私は、70kg弱くらいの体重から急激に太り、いわゆるメタボになって体調もすぐれず、いずれ何らかの病を発症してもおかしくない状態であったと思い返されます。
そんな私も、操体をつうじてからだと向き合うなかで、徐々に体調回復とともに体重は減り続け、3年後くらいには70kg台となり、ここ数年は身長175cm、体重62~63kgをキープしています。
食事制限などしたことはなく、リバウンドとも無縁でした。
その様子は、平成23年に月刊手技療法という雑誌の「シリーズ操体」のページで、太っていた頃に履いていたズボンがブカブカになっている写真と共に、掲載されました。
私の場合、急激にメタボ状態に陥ったその最大の要因は、楽と快の識別がしっかり出来ていなかった事にありました。
操体は楽ではなく、快なのです。
楽は、操体法の初期の第一分析の一般に合わせた広がり方とともに、日常生活面でも楽な方にという考え方がひろまってしまった面もあります。また「気持ちいい」という言葉が言い出しづらくて、伝達されていく過程で楽という言葉に入れ替わってしまった面もあったでしょう。
しかし、橋本敬三先生がラジオ出演した時に、しきりに「気持ちよさ」という言葉を口にしているように操体は楽ではなく、快なのです。
楽に向いた自分の考え方で、からだをこわしている人が多いのも事実。
自分のからだの事お構いなしに、自分が楽にばかり向いていれば、からだとの不調和を招きます。からだの感覚をつうじてのサインにも気づきづらくなり、バランスを崩して何らかの症状、疾患を発症しやすくなります。
当時の私のメタボ状態は、正にそんな感じでバランスを崩した状態だったと思います。
今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。
※「操体マンダラ」とは?
三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。
東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、
存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。
昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会
足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、
今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。
開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター
★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい