おはようございます。
宇宙には、物質の元である素粒子を生み出す場とか、素粒子どうしを結びつける力を生み出す場が無数にあるという。
そうしたミクロだが壮大なスケールの場が、私たちの生活空間やからだの中にもあるのでは、という捉え方。
実際、私達の細胞も細かくみていけば、分子の集まりであり、その分子は原子の結びつきからなり、その原子と原子の間はギュウギュウに詰まっているのではなく、その間には隙間がある。
その隙間は何もない空間だが、虚無ではなく、何かしらの要因で波が起きてゆらぎ、そのゆらぎによって素の元に成るものや力が生じたり、消えたりしている。
物事の具現化の元には、このような事が起こっており、そこには素粒子の法則性があるという。
素粒子の法則性で、宇宙や複雑な人間社会の成り立ちさえも、説明できるともいわれる。
しかし、まだ未発見なものも多く、重力に関しても重力子は未だに見つかっていない。
だからといって、端から否定するのもおかしい。
科学で客観的に証明できたものだけが、真実ではない筈。
重力の素というのは、未だに観測されていないが、あるという事はわかっている事。
心や言葉も、様々なものに影響を与えているというのも、実感としてわかっている事。
心の持ち方も含め、みんなを幸福に導けるような思想論理も必要であり、それこそ真実を超越した真理への求めだと思う。
操体の創始者である橋本敬三先生の「万物全ての元は太極の愛と調和の意志による」からなる思想、哲学には、そうした真理への求めがあると思う。
2024年春季東京操体フォーラム開催致します。