おはようございます。
この宇宙は、137億年前に真空のゆらぎから生まれたという。
物質も空間も時間も何も無い真空に、ゆらぎが起こったことから生まれた宇宙。
大統一理論によれば、素粒子に働く電磁気力、強い力、弱い力、重力の4つの力は、宇宙が生まれたばかりの頃は、一つの力だったという。
その一つの力は、とても熱かった宇宙が膨張して冷えていくにつれて、まず重力、次に強い力、そして電磁気力と弱い力に枝分かれしていったと考えられるという。
これは、見方を変えれば、重力が今につながる最初の力として成立したと考えることもできるのでは?と思う。
だとしたら、この宇宙の創造主の意志に最初に触れ、今も全てのものに影響を与えているように思う。
重力は、全ての素粒子に引力として働くという。
また、重力は遮られることなく無限遠まで働く為、マクロの世界を支配しているといわれる。
地球、太陽、銀河系などの天体の運行をつかさどり、巨大な宇宙の構造を作り出しているともいう。
もの凄い力だと思うし、畏敬すべき力だとも思う。
その凄い力は、私達のからだにも働いている。
それを私達は、活かせているだろうか?
操体の創始者、橋本敬三先生の直弟子である師は、今新たに重心の適正化を提唱しているが、その効果は計り知れないものがあると思う。
また、操体は健康学だが、真の健康を考えた時、そうしたスケールとの関わりも考える必要があるのだと思う。
2024年春季東京操体フォーラム開催致します。