おはようございます。
今回のブログのテーマは「からだからのメッセージ」だが、このテーマと決めた人は、からだからのメッセージ、はたまた天からのメッセージというのを受取ったのではと感じる。
今の日本人の7,8割は、日常生活を左脳優位で営んでいるというデータがあるという。
左脳が悪いというつもりは毛頭ないが、左脳優位が行き過ぎれば様々な問題を孕んでくると思う。
その最たるものの一つは健康問題であろう。
左脳優位ばかりの日常生活は、重心の不正を生じさせやすくなる。
重心の不正は、本来のからだの正当な使い方を隅に追いやり、様々な不調の原因となってしまう。
これは、身体的な面だけでなく精神面にも影響し、生命活動のバランスを崩し、次第に健康を害した状態となってしまう。
特に、現れている症状、疾患に対する治療だけでは、思うような結果が得られなかったという人には、そうした傾向があるように感じられる。
目線のとおし方、呼吸のとおし方、からだの正当な使い方、そして重心の適正をかなえる。
私達は、操体スーパーバイザーである師から、そうした人達にも対応できる教えをいただいているのは、有難い事だと思う。
有難いと思うと同時に、教えを応用貢献できるよう精進しなければとも思う。
臨床経験50年以上という長きに渡りからだを診てきた師は、随分前から今日の状況を、からだからのメッセージをとおして見通されていたように思う。
師が新たに提唱する重心理論は、これから未来に向けて欠かせないものとなっていくと感じる。