爆睡中のウチのおぼっちゃま。見てるといろいろ忙しそうです。
布団をはいでは180°回転。
回し蹴りに回転鉄槌、かかと落としにネコパンチ???
眠ってるはずなのに、あれこれ動き回ります。一体何やってんでしょう?
寝相について橋本先生は、
『生体の歪みを正す』(橋本敬三著 創元社)の中でこう述べられています。
「〜骨格が許された限度を越えて酷使されると、変位を起こすのである。
屈曲で長いこと仕事をしたら、背を伸ばし、両手を挙げて、欠伸をするではないか。
これで骨格の調整をしているのである。
田畑を耕す農夫でなくても、土掘りでもしたら、腰を伸ばして叩きたくなる。
寝相もそれなんですね。体重力を利用して、骨格の凹凸を調整するのである。
それも無意識で、潜在意識が自然療能をやってくれているのである〜」
なるほど寝相は無意識に行うからだの調整機能なんですネ。
ありがたいですよねぇ。
からだは24時間営業で、いつでも修復作業をしてくれてるわけです。
やっぱり治し方はからだが一番よく知ってるわけです。
ワタシは橋本先生が述べられた中での「体重力」ってのが気に入ってるんです。
からだの無意識が利用する「体重力」って、もの凄い威力の調整法だと思いますよ。
自分が意識して行う重みじゃないんですからね。
そして、操体法の施術も、そういう領域に入ってるんです。
中谷之美
2014年4月27(日)
東京操体フォーラムが開催されます!
会場は東京千駄ヶ谷津田ホールです。
テーマは「入眠儀式 快眠・快醒のコツのコツ」
是非お越し下さい。