おはようございます。
昨日は「間」と「合う」ということについての自分なりの考えを書きましたが
今日も続けたいと思います。
昨日の「合う」の印象に基づけば、
「合わせる」とは対象と意識的にコミュニケーションを取っている(順応している)。
「合っている」とは対象と意識していなくても自然にコミュニケーションが取れている(順応できている)。
ということになります。
そうすると、
「合わせる」とは意識しなければいけないケースも出てくる−「話しを合わせる」など。
「合っている」とは意識していなくても結果として自然とそうなっているケース−「からだに合っている」など。
ということになります。
これまでの「間」と「合う」についての考えを踏まえると
「間に合っている」ということは
「絶えず変化する環境に対して、意識していなくても自然に順応できている」状態なのです。
ここで「意識していなくても順応できるのか」という疑問が湧いてきます。
私は『「意識していなくても」という状態になるためには、あえて「意識して」学習を
通さなければ、その状態にはたどり着けないように思います。
「間に合わせる」ことをまず体得し、
その後に「間に合っている」ということがわかるようになると思うのです。
「間に合わせる」とは「意識的に、絶えず変化する環境に順応すること」ですから
「そこそこ出来ていれば、間に合うよね」とか「こんな感じで間に合わせよう」
といったような消極的なものではないということです。
「絶えず変化する環境」が対象ですから、順応する範囲も変化します。
「ここまで」という限定されたものではなく、自分の置かれた環境によって
いくらでも変化しますので、積極的かつ自分発信の行為になるのではないでしょうか。
明日に続きます。
2014年4月27(日)
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