東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

医道の日本誌 『新年のことば』

おはようございます。今週担当になりました三浦です。一週間よろしくお付き合い下さい。

この時期、私の担当がフォーラムの日に重なってしまいますので、ブログの日付は少々前倒しにして11月11日(水)から書き込み進行させていますので、ご了解下さい。

ブログに取りかかる前に、毎年恒例になっている「新年のことば」(医道の日本誌 2010年新年号)を字数の範囲に収めてみました。400字以内に収めるのが至難の業ですが、思いのほか、すんなり収まりがついたようです。
内容については、近々ホームページで公開しますので、チラッと目を通して下されば幸い。
かなりショッキングで興味をそそる内容です。

医道の日本 新年のことば 2009年

なにか、又新たな臨床の世界が展望できそうですネ。このことは、時空感覚を臨床の中でいかに克服していくか、という問題なのでしょう。時間、空間、距離感のとらえ方です。これを克服できれば、視診・触診・動診をとおさなくともそれらの診断が一瞬にして可能になる訳ですね。又、患者が遠方に存在していても、臨床がとおせる、それが当然のこととしてできるように成る。想念(心)は時空を超えて一瞬に伝わる、というのは確かなことでした。私は臨床においてその確信を得た訳です。

その方法はわかってしまえば、なんだ、こんなことか、となるのです。とてもシンプルな問いかけによって可能なのだということがわかりました。今、そのレクチャーを一つ一つまとめています。この時空感覚をいかに克服していくか、臨床家にとっては、必須のことと思いますが、興味のある方は学んでみてはいかがでしょう。臨床観そのものもそうですが、人生観そのものも大きくかわりますよ。同じ自分でありながら自分自身の内容が、かわってくるのですから、味わってみるのもよろしいのではないでしょうかネ。

三浦寛

『医道の日本』2009年8月号 『自慢の一品&コレクションを拝見』より。