東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

加速する時間

 

こんばんは森田です。
ブログも最終日になりました。

今回のブログを担当する2週間前程から、フォーラム開催、指の怪我、
カッコいい女性達とのご縁(田中稲翠先生の他にも4、5人おりまして)などが重なり、発見、驚き、感謝に満ちた日々をすごしました。

その全てはブログでは表しきれませんでしたが、「何故こんなところでこの人に再会するの?」ということがあったり、急な予定変更が危険の回避につながったり、偶然のような必然のような体験が立て続け起こっていました。
なにか誰かが書いた筋書きがあるのじゃないか、という気さえしてくるほどです。

そういった体験をすると、まず時間の感覚が以前とちがって感じられます。

例えば、ぼーっと過ごしている1日と、密度の濃い体験を味わった1日。
これは時計では24時間であっても私の中では24時間ではありません。
私の中が何かが変化するのですが、右肩上がりに成長するというよりも、私という核を残しながら書き換えがおこなわれ、別人になったといったらよいでしょうか。
しかも「それまでの自分から変化するのだが、より自分自身になっていく」感じでもあります。


 更にこれからは自分が願ったことが実現しやすくなったり、また反対に何かの力で思わぬ方向に進まされるようにもなるのでしょう。
展開がトントン拍子に開けるような経験が当たり前になるにつれ、自分の中にはないと思っていた自信と信頼感がでてくるようなのです。
そして「何がおこるかわからないけど大丈夫さ。なんとかなる」という、未来に対する根拠のない安心感も徐々に身についてくるのではないかと予想しています。
今までよりも、どっしり?構えられること間違いなし。です。

 東京操体フォーラムには、すでに自分自身への信頼感と「何が起きてもなんとかなる」が当たり前!な役員、実行委員がおります。
私はそれを他人事としてうらやましがって見ていたのですが、最近はその側にいると魂の波動が共鳴して自分もそうなれる、と思い「このすごい人たちの側にいよう」と決めました(かなりのちゃっかりさんです)。

フォーラムの仲間には、人の足をひっぱるような人間はいません(いないというかいられない)。
ここは皆個性的でその人らしくのびのびしていられる空間なのです。
メンバーは日本中に散らばっていますが、月に一度の勉強会で顔を合わせ、同じ空気を吸って、共鳴、共振しています。
操体の臨床を見ているとからだで共鳴を体感するからわかるのです。


もちろん、ただ側にいればいいってものじゃありません。目に見える宿題と目に見えない宿題をやらなければならなりません。
その宿題(自由研究?)をやり、橋本先生が成そうとしていたものを追究してこそ、東京操体フォーラムの大きな流れにのる事ができるのです。


ここで、改めて11/26の三浦先生のブログ「人間関係について」部分を読み返してみます。

人間関係を良くするためには、その前に自分自己との信頼関係をもたねばならない。それは自分自身と対話し、自身を知ることから始まる。
そんなことが書かれていました。

まさに今、自分自身と向き合って、いろいろな答えを見いだしています。自分と向き合う時間は本当にありがたいです。
そしてこれからも自分自身を見つめることで世界と向き合って行くのでしょう。
これからもこの加速度に変化する波に、楽しくのっていこうと思います。



最終日にして、とりとめのない、分かりにくい文章になってしまいました。すみません。

一週間、楽しく書かせていただきました。
読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

山野さんにバトンを渡します。明日からよろしくお願いします。



ここにいることを感謝して。

森田珠水