「病気なんてネェんだって、何べん言ってもわがんねエ」
私自身、このメッセージが"真理として立つ"為に学びで続ける!
操体の"法”で立つ!これは橋本敬三師の放言だったからである。
病んでいる患者とは言うが、病んでいる「からだ」とは言わない。
病んでいる患者に、治療者側の都合で一定の姿勢を指示するなら、
病むことのない「からだ」は、どう感じて、どう想うのだろうか?
病んでいない「からだ」に問う。
→治療者「いま、一番楽な姿勢で休んでいただけますか?」
・・・もし患者に聞いてしまったなら、こう答えるかもしれない。
A「無理です、キツくてどんな姿勢も楽じゃ無いです」
B「別にどんな姿勢でも、できることはします」
C「じゃあ、仰向けで・・・(いつもそうしているから)」
A・B・C、それぞれの患者の答えには、脳のなかの自己内の他者
に受け継がれているはずの、感情や感覚を解離状態に持ち込む
には十分な条件が揃っているのだが・・・・お分かりだろうか?
「からだ」を言い換えれば、「脳のなかの自己内の他者」とも言える。
ワタシ自身が放った言葉でなく、件の寝起き日記(*注1)による
造語ではあるが、発生学的考察においても理解が通り易い。
なので、「脳の中の自己内の他者」で”操体的”な「からだ」の説明
にチャレンジしていくことにしてみたい。
ヒトはいったいどこから”ヒト”の一生なのだろう?
「オギャーッ」と”息を吐いて”うまれた時から「〜ンッ・・・」と
”息を引き取る”時までの間を”ヒト”というのだろうか。
今のワタシ自身、そう想ってはいない・・・考えられなくなったのだ。
方便として聞き流して頂いて結構だが、"精子と卵子の受精の瞬間”
から、"腸内微生物の働きも消失するまで”(脳死は勿論、瞳孔散大
・心拍停止・自発呼吸停止も含めて)と感じているのだ。
なぜならば、営みは「息」と環境、「食」と環境、「動」と環境、
「想」と環境の同時相関性に、同時相補性を深く追及していると、
「息」「食」「動」「想」「環境」とは理論上説明してはいても、
量子論の発見により、見えない世界の一部を以前より深く学ぶこと
のできる「現時点」での、”いまだ完成されてはいない”進化こそ
永年変わることのない真理と、日々進化する摂理の実践による感覚。
それが私達自身、本来持たなくてはならなかった「大人のヒト」の、
”自己責任分担”であったように考えているからなのである。
故に、橋本敬三師が言ったこと全て、鵜呑みにしなければならない!
・・・などとどうしても想えなくなってしまった理由の一つである。
冒頭と矛盾などしているわけではない。鵜呑みにする為に学ぶのだ!
自分自身が学んできた「操体」を次世代に繋げていく指導する責任、
明日死んでも、今守らなければいけない自己責任として生きている。
そしてそれこそ、師である橋本敬三、そして三浦理事長の学びを受け、
いつまでも繋げていける宝物、「操体」&「法=森羅万象の法則」だ。
繋がりは「生命の意志」であり「宇宙の意志」、「大極の意志」である。
見えなくても、誰しもが生まれながらに授かるヒビキ・神性の感覚。
ただ、最期まで繋がっている”大人のヒト”は少ないかもしれない。
だから、橋本敬三師も、”あのヨで孔子様に色々と教わってンダ”と、
現代に肉体を有し、いきていられる私たちを支援してくれるのだろう。
少なくともこれだけは言える、いや、鳴り響くことだろう!
実行委員長を三浦寛幸氏、新副実行委員長を滝澤氏にお願いしての、
「快」を引き継ぎ”繋がっていく”「秋季東京操体フォーラム」でも、
今もって深化している「操体」を皆さんは”響きあう”ことだろう。
鳴り物入りというのも洒落ですが、是非ともご参加くださいませ!!
*注1:もう5年くらい岡村の寝起きに付けている夢現(ユメウツツ)日誌。
日々のしらせやヒントがあることも多いので、メッセージ性の
強いと私が感じたときのみ、起きる前に寝たままでノートに書
き続けて5年ほどになる。
書き留めるメッセージの特徴は、「妙にリアル」な「語り掛け」。
その時に何かわからなくとも、資料を調べ学ぶと真実味が増す。
コレはある意味、爬虫類脳(フェアリーブレイン=脳幹と大脳辺縁系)から
大脳旧皮質→新皮質右脳経由で、左脳の働きが完全優位でない為
に起こっている現象だと考察している。自己分析ですが・・・(笑)
ーーーー「2014年秋季東京操体フォーラム」 開催決定−−−−
今回は11月22日(土)23日(日)の二日間開催いたします。
メインテーマは「操体進化論」です。
特に、22日は場所の都合上、人数が限られておりますので
ご参加希望の場合はお早めにお申し込み下さい。
詳細は以下、「東京操体フォーラムHP」をご確認ください。
http://www.tokyo-sotai.com/?p=813mu