東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

陰と陽(七日目)

今日は、2015年冬季東京操体フォーラムの初日です。

皆さん、愉しんでいただければ幸いです。

分科会(12月5日)は、 「臨床家やスピリチュアリストがネガティブなエネルギーから身を守るには」 というテーマとしました。

実際、我々手技療法家、臨床家や、スピリチュアリスト、占筮家などは、 クライアントからネガティブなエネルギーを受けやすいのは当然です。

また、多くの先生方は口には出しませんが、 防御はなさっているはずです。

さて、近々「スターウォーズ」の新作が久々に公開されます。 私は第一作は映画館で観たのですが、 まだ、子どもだったもので、フォースがウンタラとか よく分かりませんでした。 むしろ、同時期に公開された、話が単純明快な「スーパーマン」 のほうが面白かったりして、結構放置していたのです。

そして大分たってから「ダークサイド」とか「ライトサイト」とかいう 話を聞いて「お、コレは面白いかも」と、ちょっとずつ復習しています。

ハリー・ポッターでも、自分の中の闇と戦うというシーンがありますし、 岡野玲子さんのマンガにもなっている「コーリング」(妖女サイベルの叫び声)にも、 自分の心の闇を覗いて、それに負けて命を落とす男の話が出て来ます。 ★原作の世界を見事に再現した名作です。

コーリング (Act1) (Mag comics)

コーリング (Act1) (Mag comics)

妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)

妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)

自分の心の闇を覗く、見つめる、対峙することは 時には命を落とすくらいのことなのだということを示しているようです。

ちょっと西洋的な感じがします。

善と悪、天使と悪魔、みたいな感じ。

ところが、例の「太極図」だと、陰のしっぽは限りなく陽に近づき 陽のしっぽは限りなく陰に近づいています。

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つまり、分断されているのではなく、一つの球体の中で、陰と陽が 回転しているのです。

この辺りに、東洋思想というか、日本的な思想が何となく隠れているような 気がします。

それでは、皆様、一週間ありがとうございました。

明日からは、猫の小十郎君ではなく、 我らが三浦寛師匠の登場です。

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