東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「様々なセンスを磨く ~好きなことから磨いていく~」

本日で最終日になりますが、先日の畠山理事のブログでMA-1の事について触れられていたので今日は私の好きな洋服からセンスについて書いていこうと思います。

 

MA-1と聞くとちょうど去年、今年と流行していますが、私が洋服に興味を持ったきっかけがこのフライトジャケットとの出会いからでした。

 

中学生一年か二年の頃だったと思いますが、クラスメイトのほとんどがMA-1を着ていましたが、当時の自分達にはこれを着こなすセンスはなく、ただ服に着られていただけだったように思います。

 

今にしてみれば「自分に似合うもの、似合わないもの」の分別がつけられずにいたこと、そして着る物をよく理解出来ていなかったことが服に着られていた原因で、それらを理解することもセンスの一つのように思います。

 

自分のセンスの無さと知識の無さに気が付いた後は「これを着こなせる自分」であろうと思い、失敗を繰り返す中で、自分を知り、相手(物)を知り、得た知識を織り交ぜながらセンスを磨いてきたのだと思います。

 

そういった自分を変えた最初のきっかけがこのアイテムでしたが、この出会いが無ければ、きっと自分を磨くこともそれほどしなかったでしょうし、もしかすると操体の学びを得られなかったかもしれません(笑)

 

そんなことを書いていた矢先に畠山理事がロックテイストにこのフライトジャケットを着こなしていたので、やはり操体を学んでいる人達の感性・センスは凄いなと思います。

 

やはり一流の臨床家には技術だけではなく、感性・センスがあり、感性・センスがある人は自ずと何でも似合ってしまう不思議な法則があるようです。

 

しかし逆の捉え方をすると、感性・センスを磨けば自分が似合わないと思っている服も似合うようになるということです。

 

そういったことからも好きなことから感性・センスを磨くことはとても大切なことだと思いますし、またそれらを磨くことで自分が嫌いだったもの、苦手にしていたものが好きになっていく可能性もあります。

 

まずは何でもやってみることが大切なのだと思います。

 

一週間ありがとうございました。来週からは半蔵さんが担当致します。お愉しみに。