おはようございます。
今週は松浦伸考が担当いたします。
今回のテーマは「みたて」です。
一週間よろしくお願いいたします。
私はこれまで、症状、疾患に対して、診立てをおこなっていた。
症状、疾患を念頭に、「イエスorノー」と頭の中で教科書に出てくるようなフローチャートを追いかけながら、からだを診ていた。
素直な目でみていないので、見逃していることがたくさんあったはず。
フローチャートは当てはまれば楽だが、そんなパターンで解決できる人ばかりではない。
操体では症状、疾患に囚われない診立てをする。
しかし、フローチャートに慣れた私は、僅かに持ち合わせている知識、経験から手を離すのを怖れ、カゴから飛び出すのに少し時間を要している。同時に囚われない診立ての世界に強く惹かれている。