ある朝、早くに目が覚めて、歩きたくなりました。
まだ布団に潜っている子供を誘うと、「歩くのもいいけど、このもふもふ感覚もいいなあ」とのこと。
「じゃあ、ひとりで外の空気を味わってくるかな」というと、「空気感覚だね」と。
何かを感じるということは、とても素朴で、とても大切なことだと想うんです。
「感覚」できること、「意識」できることが、その人の世界観をつくっていくのだろうから。
そうやって考えると、何を感覚し、何を意識するかによって、「いきもの」のすがたは変わっていくのかもしれない。
できれば、目に見えることだけじゃなく、目に見えない繋がりも「いきもの」って感じられる、そういう世界の「いきもの」でありたいと想う。
なぜなら、「自然」であることも、「ゆたか」であることも、「健康」であることも、みんな同じ次元の現象として感じられるようになるから。
いつも共に生かされ、共に生きている、「からだ」という「いきもの」のお蔭でね。
一週間「なぞなぞ」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日からは、寺本さんです。
どうぞお愉しみに!