東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ハンジャラゲ⑤

19世紀末。

人類は、現象の中から「量子」を発見した。

 

ここから生まれた「量子論」は、

自然界の存在(モノコトナリ)についての

見方を根本から変えたばかりでなく、

エネルギー統合理論にも繋がってきた。

 

エネルギーは、

運動、電気、光などの形をとる、という。

 

光の速さは初め天体観測によって測り、

その後は工夫されて、屋外や実験でも

図ることができるようになってきた。

 

真空中の光の速さは、どこでも一定で、

宇宙空間にも調和を生み出す。

 

その値は、「自然」を理解するための

基本定数の一つとして確認されていて、

光の速さが、1メートルの長さを決める

基準にもなっている。

 

「原子」や「分子」という「ミクロの世界」

その性質も、ワタシ達が見たり、感じたり

できる、のかもしれない。

 

このことを疑うだけではなく、

興味深く気付く感性、細胞意識を持ちたい。

 

橋本敬三師が、あちらで微笑んでいる。

ウソかホントかやってみろ!と。

 

常識を払うには、

確かめもせずに疑わないこと。

 

浮かんでいるイメージを明らかにすること。

 

それは、想念で愉しい人生を生み出すプロセス

でもあり、REALになっていく感覚。

 

そんなことも、イメージしてみたりしながら、

「からだ」について真摯に学んでいる。