東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

人体実験してみた(7)

翌日起床後に熱を測るとやはり37.5度ありましたが、オンラインでは不可の会議があったので
「あたたたた」とか言いつつ、バンテリンの湿布と鎮痛剤を飲みつつ、外出。
全身筋肉痛のような痛みあり。
前屈するとやはりまだ呼吸が苦しい状況で、途中結構冷や汗をかきながらやり過ごす。
 
iPhoneのヘルスケアアプリで「バイタル」をみると、睡眠時に呼吸数を心拍数が異常値(高い)を示していたことが記録されていました。
 
【記録をとる・ログ】
睡眠時間や心拍数、呼吸数や、睡眠の状態も記録できます(Apple Watch使用)。
猫ちゃんたちにもcatlogというペンダント型のデバイスをつけて、呼吸数や体温、水分補給、排泄などを記録しています。
 
 
 
夕方になると、痛みも消え、かなり通常モードになりました。
 
というわけで、その翌日は殆ど痛みや自覚症状も消えました。
 
こちらには詳細は書いていませんが、痛みを自覚してから、操体のケアをしています。
首を動かすと痛いので、動かせるところ、意識を向けられるところを重点的にやってみました。
 
今回の一連の事項からのまとめですが、
左利きの人でも、モノを拾う場合は、左足を前に出して、右手で拾った(右手主動)にしたほうがよい、ということです。
「モノを拾う時は、左足を前に出して、右手で拾う」というのが「万病」などにも書かれていることです。
これは、左足に体重がかかる、左が軸になるということですね。
 
この話をすると、大抵「左利きの人や、左で拾う場合はどうするんですか」と聞かれます。
この場合、今までは
右足を前に出して左手で拾う
左足を前に出して左で拾う★
という選択肢がありました。
 
私は★を試してみて、胸肋捻挫する羽目になったわけですが、実際に経験してみると
「利き手に拘わらず、モノを拾う場合は、左足を前に出し(軸)、右手で拾う」のがいいのではないかという結論を得ました。
 
もしかすると「そうじゃない」というご意見もあるかと思いますが、今回はこのように締めたいと思います。
 
皆様のご意見をお待ちしております。
 
明日からは三浦寛先生の担当です。
1週間ありがとうございました。
 

そういえばお釈迦様も苦行したり色々なさったんでした。