東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

オツベルと象


山崎直子さん、日本人女性飛行士として宇宙へ。のニュースは嬉しいですネ。


家族の支えがあり、お子さんも喜んでいるでしょうが、私も嬉しいです。


そして、サムライブルーのようにも見えるツナギ?ですが、胸に“きぼう”と書いてあるワッペンの上に、まん丸の“お天道様”、 その上に!紙飛行機でスペースシャトルを表現しているのですね。
(格好いい〜!いいな〜あのワッペン。あのワッペンを見て、「トップガン」のトムクルーズのように感じたのは私だけ?アレはいい!今度フォーラムで考えませんか?ワッペン)


今日は全国的に久しぶりの良いお天気のようですね。
勿論、茅ヶ崎も良い天気です。福岡の秋穂さ〜ん!今日も青空、操体日和ですよ〜!
(うちのノコちゃんも喜んでいます。)



さて、今日のブログ〜の始まり始まり〜。


「相変わらず、ノンノンノンノンやっていた」
このフレーズが頭にこびりついていたのか? つい先日、30年ぶりに本屋で立ち読みした絵本。宮沢賢治の作品である。
ふと感じたのが、オツベルは僕?それとも囚われた象?それとも読んでいる第三者?


ちょっと変な話、家族の絆はどう考えていけばよいのか、時にわからなくなる事があった。
身近に存在すると意外に混乱するのですネ。


犯罪者、前科者というイメージってどうでしょう? 私は紙一重であると思う。
そこに自分がいる可能性は否定できないし、時に犯罪者の心理が透けるようにわかるときさえある。
法治国家である日本は、全てにおいて決まりや定義があるけれど、それは人間が必要に応じてつくり出したのであって、時代や、社会性で移ろうものに感じてしまう事さえある。


そんなことを書き留めることは危険ですか。
そうですねこれはギリ?ですね。
人によっては、イヤな感じがするかもしれませんね。


それでも、光は見えている。
犯罪者の更生の理由はそれで足りる。



理由と目的の下に、少年時代に違う環境で育ち、紹介した人たちには「兄弟なのに、あまり似てないね。」
と、即座に言われる弟が私にはいます。
(ちなみに彼と僕は、韓国と日本のクウォーターです)


彼がとってもユニークで、やることなすこと痛快なのです。
今の趣味、サーフィンを教えてくれたのが、彼。遊びの天才です。



小さい頃から海外によく連れて行ってもらっていた彼は(横山たすくさんのアレ)、大人になっても、祖父の国である韓国、タイや、ジャマイカ、バリ、セブ島など、暇を作っては海外へ行きます。


先日まではカメラを片手に、ニューヨークに一人で行っていました。 日本に帰ってきた時、我が家に(酔って)寄った時、こんなことを言っていました。
「渋谷のスクランブル交差点でサ、いけないのは知ってたんだけど、携帯灰皿を持ってね、タバコを吸ってたんだよ。俺は知っていて吸ってたんだよ。」
「それがサ、青になって渡ろうとしたら、ものすごい痛みがあってタバコを落としたわけ!」
「訳がわかんなくてサ、そしたら凄い形相で俺をにらみつけながら、タバコを吹かす仕草をして、30くらいの若い女が俺の手を思いっきり!傘でタバコを叩き落としていったということに気がつくまで数分かかったよ!」って言うのです。
彼は
「あの女がどうしてそんなことをしたのか、わかるかい兄貴?」
僕はこう答える。
「それはおまえがさ、ルールに反した行動をしたからだろう。仕方ないんじゃない?」
彼は続ける。
「兄貴サァ・・俺はそのとき思ったよ、ああここは日本だったんだってね。」


当たり前の事を、目に見えている世界、だけしか見えない危険性があるかもしれません。
彼は僕と違って?(西田さんはわかってる?)
アウトローの香りがぷんぷんするタイプだ。
パッと見た感じでは怖く見えるタイプ。
(お洒落で、個性的な言い回し、酒好きでタバコ好き、本当は人に優しく、女性にも滅法モテル)


そんな彼が、向こうで色々読んでいたと本の中から一冊くれた。 (彼は僕と違い、文学好きで純文学から現代小説まで、かなりの読書家です)
その本は、一番ゆっくり出来る時間に読み、亀のようなスピードで今日読み終わりました。
その本、伊坂幸太郎著「重力ピエロ」の最後にこうありました。



〜俺たちは最強の家族だ、そして兄貴と俺は最強の兄弟だ〜



そして彼は家に帰る前に、こんな言葉のプレゼントをくれました。


「兄貴はサァ、もっと自分を出しなよ!そんなに遠慮する必要はないんだよ」
「俺みたいなのも困るけどサ、今の仕事にしたってそんなこと知ってる奴いないぜ。」
「そこまで(操体を)知ってネ、懸命にやってきてサ、堂々とすりゃいいじゃん。」



まあ、三浦理事長をはじめ、畠山常任理事にも、僕のことを考えて頂いて 言われ続けた言葉を、兄弟にまで言われて・・・。
私のお尻の重さは一体何でしょうか!叱咤激励のありがたみを知る日々です。
環境とは、家族・友人・患者さん・同じ職場のスタッフ・同志の皆さん、師匠!
支えられているから人って言うんだぞ〜(金八先生
いつも見えない所から、見守ってくれている“偉大なるなにか”。


感じれば感じるほど、嬉しくなって時に涙があふれる。



ともあれ、私のさらなる旅立ちはこうして続いてゆくのです。
天竺はまだまだ先のようですし・・・。



今日はこんなところで失礼します。
まだ?今週は続きます・・よね。
では明日、「皆様、お元気でっ!!」



岡村郁生




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