東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ラジオから流れてきた歌。

ラジオの中ではこんな事をお話していた。
樋口さんの友人の元に一通のメールが届いた。

それは誤信メールで、ポルトガル語で書かれていたメール。
だから、普通は読めないメール。

そもそも誤信メールだからそのまま削除したとしても当たり前だったメール。

僕はラジオの中で、一緒にお話を聞いているような気分になった。
不思議だけど、何となく、そんな感じの時間を僕は味わった。

不思議な時間は、僕は何も考えないで、味わう事にしている。
不思議は、思っても、議論してもいけないって意味らしい。
だから僕は、ただ味わう、それが一番だって、僕には分るようになってきた。

樋口さんの友人はポルトガル語の通訳。
出来すぎたような、作り話のような事実。
だから、ポルトガル語で書かれた、誤信メールを読む事が出来た。

これも、もしかしたら、探したんじゃない、何となくの出来事なのかな。
誤信メールは、読まなくても不思議じゃない。

不思議な面白き出来事を僕は味わいながら聴いていた。

そのメールの文章に何かを感じた友人の方は
樋口さんにそのメールを翻訳して届けた。

ポルトガル語の誤信メールが日本に来る確率×ポルトガル語の通訳の人に来る確率×その人の友人が歌手である確率。

物凄い確率だなと僕は何となく感じた。

そして、僕も何故か、たまたまラジオを聞いたという不思議なご縁でそこに参加したのかな。

そのポルトガル語は親から子供に送るメッセージだった。
それを読んで、大きな何かを感じて、樋口さんは、数日後そのメッセージを歌にしようと思った。
不思議な感覚と、時間の中で、僕はその歌を聴いた。

何かを、目に目ない何かを感じながら
僕は歌を聴いていたのかもしれないな。
そんな風に感じる、不思議な良き時間だった。

平 直行