東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

太鼓の達人になりたい

オイッス!(チョーさん風)ハイ!ありがとうございます。
王子とか言われて恥ずかしい(でも嬉しい)オラ!ムーチョ岡村が担当する一週間ですよ〜バ・バン・バン(皆さんついてきてますか?)
今回のブログでは、「操体フォーラムINスペイン」のことを書きたいな〜と思っていましたが、
同志である山本(実行委員)監督と秋穂(実行委員)議長に書いて頂いたので満腹?気味にもなっていますよね。(本当のことを言えば「東京操体フォーラム」の“ナイトセミナー=懇親会”のようなことをここでバンバン書いてみたいのですが・・・笑)
近くの国ではなく、飛行機でも合計で十五時間近くかかるヨーロッパですからね。
意識の変化たるや凄まじいものがありました。(時差ボケも相当凄かったのですが・・・)
ですから、様々な方にもお世話になり、内容は勿論、今回の機会を頂いて大変感謝しています。
三浦理事長もスペインでお話ししてくれましたが、
想像(イメージ)というものに実感(リアル)が伴うことで、より鮮明に脳に伝わる。
スペインとトルコに自分の肉体を介して、師匠と同志の波動を深く感じる機会でした。
ワタシもこのような体験を通し、脳に新たなる波動を通すルートが出来上がったように感じます。
ふと思った事ですが、「祖国」という響きには、何とも言えない哀愁が漂っていますね。

そういえば、海外によく出かけるワタシの弟と話をしている時、「その国に昔から伝わっているものは、子供から老人まで共通するスピリットでつながっているんだヨ」
「ジャマイカに行っているとき、向こうの人達はみんな、ラスタマンなんだよな」
ラスタカラーが大好きで、お爺ちゃんも手を叩く、
 若者もみんなリズムだけじゃない、レゲエを愛しているんだ」
ふむふむ・・・確かに。音楽は民族の想いを乗せているだけでなく、文化を担っています。
そして、患者さんでフラダンスの先生をされている方に教えて頂いたのですが、
「元々古典的なフラ・カヒコは男性が踊っているもので、神に捧げるものですから」
「だから、一般的な“フラ”のイメージと違うのヨ」
なるほど・・・そうなのかな?
興味が沸いた私は次女を連れて行き、実際にみせて頂いたのです。
すると、響きのある”イプヘケ=太鼓?”は確かに違う。
何というか・・アニミズム的というか、踊りを超えて天に向かい、
何かにスピリッツを共鳴させているのが、私の肉体を通して伝わってきました。
(隣にいた次女も無意識にムズムズしていました・・・)
共振とか共鳴には、周囲と同調していく働きがありますよね。
物理学でも証明されている、「ホイヘンスの振り子時計」という現象があります。
音の鳴っていないギターの周りでギターを弾いているだけで楽器に同様の共鳴現象が生じ、結果として音が鳴る。このような現象も研究されており、その応用も科学的に検証されていますね。
それこそ分野を問わず様々です。
リラクゼーションミュージックで有名なα波(脳波の一種)。
接骨院・治療院でかける電気治療でも、”1分のfゆらぎのリズム”とか書いてあります(笑)
このような共振の波動を感じる意味はなんでしょうね。
味わえばいい比べなくてもいいって事なのかな?
ワタシのようにリズム感がないと思い込んでいる人間でもいいんです。
人間でもそれぞれに敏感なところ、鈍感なところがあっても良いんです。
感じていたらそのリズムに合ってしまったりしてネ。素直になるって事は大切なことなんですね。まず認めて、受け入れることからはじまるわけですから。
それは結果として、とてつもなく大きなエネルギーを生む、その平和活用そのものでもあります。
そういえば、昔読んだ本にも橋本敬三先生の本にもメトロノームを使った想念の話がありました。
ンッ?ピンと来たぞ!!我が国には、ニッポンには操体があるじゃないか!!

そして音楽には、様々なことにつながっているヒントが頂けるのではないでしょうか。
ワタシの習ってきた鍼灸・指圧は勿論、捨てることなく活かす事になる!
色々なものに通じ、行われている臨床にも通じるような・・。
ここで大切なことをあなたに問いかけたい。
感動とは、ナニが感じているのか?ナニを感じているのか?
貴殿の臨床に、貴女の生活の彩りに、「コレなのよコレ」がきっと見つかる。
そうです。つながるキーワードは、い・つ・も「操体フォーラム」へ行かなくっちゃ(ハイ)
そうなのです!開催待ち遠しい来月の「秋期東京操体フォーラム」では、
日本音楽療法学会認定音楽療法士東邦音楽大学専任講師の平田紀子先生をお招きいたします。
ワタシは勿論、皆さんも愉しみですね〜!参加待ち遠しい〜ですね〜!
我こそは!いざ参らんという皆様のご参加をお待ちしておりま〜す。
ところで・・私のブログも一週間あります、こちらも宜しくどうぞ!!


岡村郁生


新刊情報:皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2(三浦寛著)、たにぐち書店より発売。 
11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。
2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました。


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