東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

 人間━この動く建物


今年の夏は厳しい暑さでしたが、僕の一番好きな季節は夏でして、こう寒くなって参りますと、つい出不精になってしまいそうです。
そうなってくると気分も澱んできて、こたつむりになってしまうおそれがあります。

おっといけません。

以前、ビートたけしさんがインタビューで、
「余生を楽に暮らすのはバカだと思う。 動かないのは死んでいるのと同じ。
 原子━あらゆるものは波動であるっていうような物理学があって、振動していないものは死んだと同じこと。
 だから爺になっても、 何か世間の役にたつことじゃなくても、世間の害になることでもやっていたい。
 日本一わるい爺でもいいかな」と言っていました。


また橋本先生は「人間━この動く建物」という言葉を残されております。
人体というのは、動くことが前提で構造(つく)られているのですね。
植物を例にとっても、一見止まっている様に見えますが、中も外も静かに動いています。


三浦先生の新著「皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2」をお読みになった方はお気づきになっていると思いますが、
操体とて、日進月歩、動き続けております。


気がつけば、今月開催されるフォーラムの事前申し込みの期限(11月12日)が迫って参りました。
最前線の操体を味わいにぜひともお越しくださいませ。

小松広明


新刊情報:皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2(三浦寛著)、たにぐち書店より発売。 

11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。

2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました。