東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

頼もしいご近所さん達

おはようございます。
爽やかな朝の京都からお届け致します。

私が開業している界隈はお年寄りの数が多い地域なのですが、私の年齢に近い若い人達が経営しているお店もまた多く、増えつつあります。

例えば「あじき路地」という路地では、大正時代に建てられた長屋を住居兼店舗にして、ものづくりを生業としている若者が中心となって活動しています。
そこにはあかり専門の作家さんのお店があったり、ハンドメイドの革作品のお店があったりと、おもしろいお店が軒を連ねております。
あじき路地以外では、サクラビスクという人形の作家をしながらレトロな雑貨を売っているお店や、昭和な雰囲気でこだわりの珈琲を出している喫茶店など多種多様です。

これらのお店は独自性に富んでいて、一つ一つのお店に想いというか、ポリシーを感じます。
また、共通点としては、自分のやりたいことを素直に表現しているということです。
それは操体を専門に開業している私にとっても同じ気持ちなので、それらのお店に顔を出してお話等をしていますと、とても頼もしく、勇気づけられることもしばしばあります。
今の時代に、このような心の通ったご近所さんとの繋がりを持つことができるのは、とてもありがたいことですね。

操体をとおして、この土地でより一層自分を表現できるよう、これからも耕して参りたいと思っております。

小松広明


新刊情報:皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2(三浦寛著)、たにぐち書店より発売。 

11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。

2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました