ほんわかと温かい小代田さんの後を引き継いで書かせていただきます今です。
みなさんよろしくお願いします。
先日、テレビを見ていたら「ナラ枯れ」について放送していました。
ナラの木がつぎつぎと広範囲に枯れてしまい、夏なのに山が紅葉している
ように赤く見えるんですね。
国内で数十万本の木が枯れていると言っていました。
京都ではナラの木が2万本、八丈島ではシイの木が10万本も枯れているらしいです。
専門家によると、木が枯れる原因は「カシノナガキクイムシ」で、
太い木から枯れるのだそうです。
木が枯れると山奥のドングリなどが少なくなり、熊が食べ物を探して人里に
下りてきて人を襲ったりする事態になっているのではないかとも話していました。
そして先日、患者さんと「ナラ枯れ」の話になりました。
患者さんの話では、昔は山の木が増えると適当に切って、薪にしたり炭を焼いたり
して山全体のバランスを保っていたのに、最近は薪や炭があまり使われなくなり
山の手入れをする人が少なくなくなったので、そのバランスが崩れてきたのだろう
と言っていました。
なるほどなーと思いました。
あと酸性雨で土壌のPHバランスが崩れてきているという話も聞きました。
土壌が酸性に傾き過ぎているらしいです。
山の環境のバランスを保つには、温暖化対策に加えて山の手入れが必要のようです。
みなさん炭や薪をたくさん使いましょう。(^−^)
灰や炭はアルカリ性なので畑にまけば土壌のPHバランスを整えてくれますし、
なんといっても炭火の火鉢の温かさは心地がいいです。
よかったらためしてみてください。
今昭宏
新刊情報:皮膚からのメッセージ 操体臨床の要妙Part 2(三浦寛著)、たにぐち書店より発売。
11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。
2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました。