こんばんは、おはようございます?ここ数日良いお天気が続いてますね。東京操フォーラムがこの良いお天気の中開催されることを嬉しく思います。あと一日、日曜日も天気予報では晴れマーク。晴天の気持ち良い一日に皆さんと共に学べることを楽しみにしています。
ブログも最終日になりました。いつもブログに書こうと思ことをストックしているはずが、いつも書き始めると用意していたものと全く違う内容になってしまいます。今回も自分が想像していたものと全く違うものに…。うん、良いとしましょう。
さて、秋季東京体操フォーラムも2日目を迎えるわけですが、私が今皆さんに操体を学び始めて今感じていることを最後に少し書いてみようと思います。
私が操体を学び始めるきっかけは、鍼灸マッサージの学生時代にありました。当時周りの大切な人が病気になったりしたことが続き、その悲しみとそれを取り巻く家族の大変さを知った私は、なぜ人は病むのか、どうすれ人は健康を保てるのか、常に考えながら学ぶことになりました。それは卒業後も続き、日々向き合う患者さん、そしてそのご家族と過ごす時間は私のその思いを強くしていきました。そんな時であったのが操体でした。ひょんなご縁でその存在を知ったのですが、橋本敬三先生の御本には、なぜ人は病むのか、その思いで学び続け、そして辿り着いたものが全て入っていました。そして「実際自分の目で、耳で操体というものを見てみたい、感じてみたい」という思いが、東京操体フォーラムに足を運ぶきっかけとなり、今こうしているわけです。
東京操体フォーラムで私は畠山先生とご縁を頂き、そしてその畠山先生に三浦先生とのご縁を頂きました。そして三浦先生と多くの先輩、仲間たちと学ばせて頂き数年が経ちます。そして今感じているのは、操体というものは治療のための技法だけではだめだということです。しかし治療家として操体を学ぶには、その思想哲学だけでもやはりだめなのです。治療家として学ぶなら、その両方の学びが必要なんだと感じています。
多くの方が本やインターネットで今は多くの情報を手に入れることが出来ますが、その実際というものはやはり本やインターネットの情報だけでは手に入れることが出来ないものもあります。人も操体も生き物ですから。そして生きている物は生きている限り変化し続けます。
始めて操体フォーラムに参加した日のことを今でも思い出します。みなさんにも実際操体に触れてみて、感じてみて欲しいなと思っています。東京操体フォーラムは実際今の操体に触れる事ができ、そして今でもそこに流れ続ける橋本敬三先生の息吹を感じることができる貴重な場であると思っています。ぜひ実際操体に触れてみて下さい。
さて、なんだか尻切れトンボのようになってしまいましたが、そろそろ2日目の東京操体フォーラムへの参戦の準備をしたいと思います。
今回も一週間ありがとうございました。
明日からは私もお会いしたい仙台の今先生です。楽しみですね。
では多くの方と操体を通して出会える事を祈って!
小代田綾