東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

おりがみ


先日、姪っ子(3才)にせがまれて折り紙遊びをしました。
小学生の時に夢中になってやっていたので、良いところをみせられるだろうと思っていたのですが、1つか2つしか折り方を思い出せずショックでした…。
 この時は彼女の持っていた「キティちゃん折り紙」の小冊子を参考に、顔とからだを折り、赤い紙でリボンを切り取って、それぞれをのり付けし、顔は彼女に描いてもらってできました。
冊子の通りに作るのは以外と難しいもので、あーでもないこーでもない、と大人2人と子どもの3人で時間をかけてキティちゃんを仕上げ大満足。周りの大人達は「よくそこまでつきあうわね〜」とほめられたような飽きられたような。

 帰宅してさっそく折り紙を購入し、図書館で本も借りて久しぶりに折ってみました。細かくて精密なのも素敵ですが、私はディティールは多少大雑把でも、見る側の想像力で「そう見える」感じの位のものが好きみたいです。
作りたくて思い出せなかった「カメラ」が、やっこさんの袴の変形だったり、記憶のピースがはまっていきます。


やっこさん、袴からカメラ(中に写真をしこめるあそび折り紙)


節分らしく?赤鬼青鬼の指人形。


ユニット折り紙、ハリネズミ

 面白そうなものを選んで黙々と作り始めると時間を忘れます。カラフルな色あわせも楽しいのですが、何も考えず集中すること自体久しぶりだな〜、と没頭してしまいました。「おりがみくらぶ」というサイトはアニメで折り方も紹介していて充実しています。

* おりがみくらぶ
http://www.origami-club.com/

こころがざわざわする時にも、折り紙に自然に手が伸びて、折り始めると、こころがまとまったり落ち着いたりして不思議でした。

それは、折り紙の端をそろえて、たたんで重ねながら、指が紙の肌触りを読むのがここち良いからかもしれません。おりがみでこころが調和する、というのは言い過ぎでしょうか。
自分の好きな紙質を選ぶとさらに味わえるかのしれません。餃子の皮やうどんをこねる時も同じなのですが、指先の皮膚を通して、からだが喜んでるんだなあと思いました。

しばらくハマりそうです。
まあ、姪っ子にモテようとしているのが目的のヨコシマな私ですけど。


森田珠水



2011年東京操体フォーラム分科会は4月29日に千駄ヶ谷津田ホールにて行います。http://www.tokyo-sotai.com/

2011年2月から足趾の操法集中講座を開始します。


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