東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

操体との出会い

こんばんは。
今日から一週間よろしくお願いします。

テーマは私にとって操体とはです。

手技療法をやっている方にとって、操体を知らないという人はおそらくいないんじゃないかと思います。
柔整の学校でも針灸の学校でも整体の学校でも操体の実習の時間があるようです。
そのことを考えれば、操体を行える臨床家が多くいてもよさそうなものですが、そうもいかないのが現実のようです。

僕の操体との出会いは10年ほど前に遡るのですが、やはり授業の一環で、楽か辛いかをききわけるものでした。
今思えば、原始的な操法で、幸いにも変な教わり方をしていなかったのがよかったのか、操体の世界に携わるようになりました。
興味を持ったきっかけは、自分自身のケアが可能だということでした。
プロの手技療法家でも、他人のからだは治せても自分のからだはもて余すということが意外とあるように思います。

操体の最大の特長は、他力ではなく、自分自身の感覚を指針にする自力自療であるという点です。

今年の春の操体フォーラムでは、初期の操法である第一分析を徹底的に解説します。
詳細は決まり次第お知らせしますのでお楽しみに。