つくしんぼ 風に揺れてる 木の芽立ち
春の陽気に誘われて、ちょっと一句詠んでみました。
温かい春の日差しに誘われて、自然の動植物が
ムズムズと動き始める季節です。
冬の間土の中でひっそりと春の訪れを待っていた
植物たちが新芽を出して一斉に天に向かって延びてきます。
勿論私たちのからだの中でも、冬の間にくすぶっていた
エネルギーが一気に噴き出すからなのでしょうか、
この時期に体調を崩される方が多いようにお見受けします。
いくらエネルギーが有り余って上にのびようと頑張ってみても
肝心な根っこが土の下でからだを支えてくれないと意味がありません。
橋本先生も言われているように私達が生活している自然界には自然法則があり
その自然法則に反しない様に生きていればバランスが取れる様になっています。
「呼吸」「食事」「運動」「想念」
これら4つの営みは決して他人に変わってもらうことが出来ない為
最小限責任生活と呼ばれています。
これらが上手くバランス状態にあれば少々のことでは倒れることはないのでしょうが、
欲張って無理をしてしまうから均衡を保てずに倒れてしまうのです。
私達の根っこはこれらの4つの営みのバランスなのではないでしょうか。
こんな不安定な時代だからこそ、改めて自分自身のからだと向き合い
自分の根っこを伸ばしてみるのも良いのではないでしょうか。
もうすぐ春ですね。ちょっと操体学んでみませんか?