東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

四日目 身体運動の法則

身体運動の法則への問いかけは、操体法を学ぶ我々にとって、生涯必須のテーマである。
先般、この法則と相関性に一つづつ書き加えたことがある。橋本敬三先生の時代は、三法則一相関性であった。
しかし只今は、六法則四相関性となった。
操体をひもとき、理解を深めていくことにとって、評価されるべきことである。つまり、身体運動の法則は、三法則と一相関性では、納まりのつかぬ時代へと突入している。
つまり、それだけ意味が深いのである。
体系づけられているとはいえ、確立されていない分野なのである。だからこそ、妥協できないのだ。
私は操体の学びの中で、重視していることは、師の意志をいかに継承していくかである。師が成してきたことを、かみくだくだけではなく、成そうとしてきたことに、レールをつけていくことである。形、姿ある道をつけていくこと、それが師の教えを受けた弟子の、最も重要な使命だと思っている。生涯問い続けていくことだろう。