三週間かその位前から、パネルに黒用紙を貼りつけ。マーカーペンで重要事項を書き込んでいる。A3の用紙に書き込み、カラーコピーに複写して、ファイルに一枚一枚とじている。
一冊のファイルに両面24枚がおさまる。すでに3冊目である。50数枚の数量となった。
なかなかカラフルで、字体も大きく、わかり易い。
これはおおいに役立つぞ。皆んながこれから先の教材にしたらいい。おしんであの世までもって行かないからな・・・。
私にはづるいところがある。弟子が追いつこうとしてもすんなり追いつけぬように、私自身学び続けていることだ。学びの先を行ってるからネ。
そして私には面倒見のいい点もある。
全ての学びを残していること、記録していることだ。一生かかっても愉しめる、操体学びの記録と、極秘のデータを残しつづけていることだ。これは学ぶ者としての責任だからネ。そうしないと、後の人が困るから。
橋本先生から預かっている、君達弟子の一人独りよ、一人独りが一線横並びでイイという訳ではないのだよ。半歩でも一歩でも抜きんでないといけない。一人でも多く抜き出ることだ。抜きでるよう、切磋琢磨せよ。
これは自分自身のためでもある。生涯愉しみつづけていたいのなら、操体から多くのことを学びとることだ。私は修業時代に、橋本先生から「自然法則の応用貢献を誰れが一番なすか。ワシは君達に期待している」と語られたことがある。私はその一人になろう、と思った。そしてつねに半歩抜きんでようとつとめてきた。
それが只今の私である。後につづけ、師(橋本先生)の弟子達よ。一人独りが自分らしく輝けばよい。私はその道を君達に教えているはづである。