おはようございます、本日もよろしくお願いします。
唐突だが、生き方の指標ともいえる仕事について考えてみた。
いわゆる仕事を選んでいく人と、仕事に選ばれていく人と、それぞれだ。
ただ、本人がどう想いを抱くのか自由、ただ与えられている仕事とは、価値あるものなのだろう。
日々あって当たり前のようでも、なくなればよりその価値に気づくものでもある。
それは、実現している最中には気付かない。
終了間際になってようやく観得てくることもあるのだろう。
私にとって仕事に関する意識を変えてくれた言葉を紹介しよう。
この詩を教えてくれたのは、三浦寛理事長である。
ウンと私の感銘を受けた言葉である。
すべてのみえるものは みえないものにさわっている
きこえるものは きこえないものにさわっている
かんじられるものは かんじられないものにさわっている
おそらく
考えられるものは 考えられないものにさわっているだろう
本当のものは みえるものの奥にあって
物や形に とどめておくことは出来ない領域のものである
全ての見えるものは みえないものに附着している
じぶんの見えている 人生の後ろに
恐ろしいほど 深く 広い 人生がかくれている
〜ノヴァーリス(ドイツの詩人)〜
何回音読しても味わい深い。なんて表現の広がる味わいなのだろうか・・・。
勝手にして構わないのではなく、まさに自由にして構わない人生の詩である。
ところで、ノヴァーリスは『青い花』も有名なので、文庫版を買い求め目を通してみた。
私はこれを、熟読できていない。ハッキリ言ってのめり込むほど味わえなかったのだが、
これが未完であることを知り、その後の展開を編集工学研究所所長松岡正剛先生の紹介でなんとなく理解できた。
昨年、愛おしいほどに惜しまれて閉店した「松丸本舗」には、畠山裕美常任理事のススメで二回行ってみたが、
もっと早く行っておくべき書店であり、閉店後も単なる書店ではなかった理由も、後からじわじわと味わった。
想いを一つの形として具現化する。区切りをつけない発展を誕生させる意識には大いに学ばせて頂いた。
- 作者: 松岡正剛
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”鉄は熱いうちに打て”と言うが、いつでも熱い鉄になっている方法はその気になればいくらでも見つかる。
見つかったからと安心していたのではスグに冷めることになるだろう。
わたしもあなたも、感覚的に生きているか自問自答してみるといい。
イノチとはニューロンの爆発である!ゆえに”今”はまさにその時(ソレ)なのである。
この日本にあなたが存在すること。私が存在していること。ソレは自在あってのものである。
さあ、操体を学び、人生について創意と工夫、挑戦と革新のある一年にしていこうではないか、
豊かな人生、そう!人生に参加しようではないか同志よ!
それこそ人生賛歌そのものといえば、なんと!新年早々ビックニュースがある。
今年の『春季東京操体フォーラム』は実技指導があるともっぱらの噂だ。しかもとてつもなく面白そうなのだ。
実行委員長自らお約束しよう!4月28日は、今から予定を組んでおいたほうがいい。今後も人生賛歌を味わえること請け合いだ!
・・・と言うことで今日はこのあたりで失礼します、ありがとうございます。