東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

〜あまちゃんですが〜

普段はほとんどテレビを見ない私ですが、
ここ最近欠かさず見ている番組があります。
それは…朝の連続テレビ小説あまちゃん」です!

なぜ欠かさずチェックしているかというと、
ドラマの舞台になっているのがなんと妻の実家がある町なんです。
ドラマの中では「北三陸町」という架空の設定になっていますが
実際のロケ地は岩手県の久慈市というところ。
2年前に震災にあった町ですが、今はこのドラマの影響もあり、
観光客の数が増加しているとのことです。

世間の評判が良いとされていますが、
その要因は脚本家にあるのではないかと思います。
このドラマの脚本を手がけているのはクドカンこと宮藤官九郎
20代のころに「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」などを
見ていた私にとって(当時はまだ上京しておらず、
「池袋はおっかねぇどごだぁ」なんて思っていました(笑))、
独特のテンポや小ネタなどが詰まっている「あまちゃん」は
私のツボにもバッチリはまっているのであります。

東北が舞台なので、お約束の訛ったセリフ(標準語で字幕が出ることも)も
私にとっては懐かしく感じられ(私は秋田出身)、
田舎に帰ったかのような気分にしてくれます。

主人公の女の子が母親の都合で東京から岩手に来たところから始まるのですが、
この主人公は初めて岩手に来たにも関わらず、1、2週間やそこらで見事な北三陸弁?になるのです。
地元の高校生にも「訛ってるね」なんて言われるぐらいですから、
地元人と比べても遜色無いレベルなのでしょう。

よく、訛りの強い人と接する時間が長いと、
知らず知らずのうちにその訛りがうつっているなんてことがあります。
私も飛騨弁が強い友人と一緒に遊んでいた時期は
飛騨弁を知らず知らずに話していた経験があります。
また、訛りだけではなく、話し方や、話す内容なども
普段自分が接している人と似通ってくるケースもあります。
特に好感が持てる人が相手だったり、自分が素直な状態にあるときのほうが
その傾向が強いように思われます。
これって、頭でどうこうというより感性の問題な気もしますね。

知らず知らずのうちに色々な人の影響を受けている事実。
頭よりも感性で学ぶ操体の学びの場においてはその傾向がより強く、
三浦先生や、実行委員の先輩方の言動が、
まだまだ「あまちゃん」である私にとってはありがたい影響を与えてくださっているのです。

今日はこのへんで。ありがとうございます。