先日、夏バテしたので、かかりつけのクリニックに注射を打ちに行きました。
クリニックの先生は、仙台出身で、橋本敬三先生と操体を知っていらっしゃいました。
プラセンタ療法というものを推進している先生です。
他の医師がやらないことをされている、すごい先生です。橋本敬三先生といい、千島学説の千島先生といい、医学界の常識に挑戦しているドクターは、いらっしゃるものなのです。
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私は10数年前から、このクリニックでプラセンタの注射を打っています。
さらに、疲れたりすると、ビタミン注射(いわゆるにんにく注射ってヤツです)を打ったりします。
個人的には、エステに行くよりも、高価な化粧品を買うよりも、いいと思っています。
さてさて、私が10年以上注射を打たれて(笑)いて、気がついたことがあります。
看護師さんにも「注射の打ち方」があるということです。
ビタミン注射は静脈に打ちます。上腕を縛って親指を中にして、げんこつを握って、という打ち方です。採血も同じです。
よく、肘内側の血管が細くてなかなか採血ができない、という女性がいますが、思うに、細いのではなくて、血管が「いや〜」といって、縮んで拒否しているのかも、と思うことがあります。
私はすぐに静脈が見つかります。なので採血も静脈注射もあっという間に終わります。
プラセンタは筋肉注射です。
上腕か臀部に打ちます。一度腕に打ったら、少ししびれたので(商売道具ですから大事です)次から臀部に打っています。
「パンツ脱ぐんですか」と、心配して下さる方も居ましたが、安心して下さい。椅子に腰掛けて、少し下ろすだけです。
上手い看護師さんは「はい、ちょっとちくっとしますよ」と言っている間に終わっていたりします。
そうでない場合は、痛くて後で腫れたりします。
これも「居つく・居つかない」なのではと思うことがあります。
鍼もそうです。
打たれるときもたついたりしていると、すぐわかります。
からだ、特に皮膚は敏感なので「あ?へたくそ?」と感じるとか「この先生、大丈夫かなあ」とか
感じ取ると、皮膚は防御態勢にはいります。
皮膚が受け入れ拒否をして、鍼が打てないこともあるといいます。
私は経験として98パーセントは師匠の治療ですが、残り2パーセントの経験では
「へ〜、こんなに違うんだ」と思ったことがあります。
それは「安心感」です。
特に鍼は異物をからだに刺すので、からだ自身が施術者を受け入れる必要があります。
信頼感や安心感、なおるんだよ、という心持ちがあってこそ、からだは鍼を受け入れるのかもしれません。