いったい、自分という存在はなんなのだろうか?
存在とは、意識しなければなくなってしまうものなんだろうか?
アイデンティティーというものは、幻想にすぎないのだろうか?
思春期独特の悩みでなく、色恋沙汰は死ぬまで・・・とはいうが、
悩みの相談といえば、週刊プレイボーイで掲載されていた人生相談
は外せない。
- 作者: 週刊プレイボーイ編集部
- 出版社/メーカー: 集英社
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柴田錬三郎先生、開高健先生、今東光大僧正、他にも錚々たる回
答者が、さまざまな”生”と”性”にバッサバッサと答えてくれる
だけでなく、それぞれ答える先生方に個性を感じられる。
肉体に限りあってこそ悩める。「性」や「生」にも悩める。
有り難いことに、子供時代から勉強が嫌でたまらなかったのに
”学びかた”を学ぶことで愉しめることを知り、”性”から”生”
へ、興味を広げつつ、まさに愉しい悩みで学び続けてきた。
時には子供から「なんで勉強しなくちゃならないの?」という、
質問を受けることがある。
「一流」では納得できなをい親になった今、悩む愉しみを伝えるこ
とはあるものの、言葉では伝えにくいコトも多い。
- 作者: おおたとしまさ
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そう。なんでだろうね・・・・。
正直、わからないから学んでいる。
子供の問いを受けとめて「なぜ?」を、意識しながら追及する。
心の生み出すストレス現象とは、妄想の具現化にすぎないのだろうか?
心は必要なんだろうか?揺れ動く心は収める必要があるのだろうか?
操体臨生。
快復機序に関する説明は、お茶を飲みながら。
臨生は、ゆとりと空間さえあればいい。
騒々しさは「快」の土壌に育たない。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
わからないことは尋ねるのもいいが、落ちるまで思考するのもいい。
夜の帳に練って、陽の循環を置いて発酵させ、陰を重ねて熟成して
いくのも、なおのこと味わい深く、滋味・旨味が抽出されてくる。
「臨生」には、「生」も「性」も分け隔てなくなり遠慮はしない。
テーマを持って、今、学べる理由を問いかけて生きるしかない。
常に、自分自身の一部であっても丁寧に扱う。
謙虚という「良心」を見つめ、それに答えを結ぶように・・・。
日々言葉を磨き、言葉を見つめ、言葉は形を有していく。
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囚われなく、アイデンティティーを思考する旅路は続いていく。
自然法則に問いかける、やり遂げたいことを見いだせた生き方を。
一週間のおつきあい、有難うございました。
明日からは、日下実行委員の登場です!