母からもらった「腸をダメにする習慣、鍛える習慣」をつい最近読んだ。
意外と操体に近い内容が書かれていたので紹介したいと思います。
著者の藤田紘一郎先生は東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫で、その他に寄生虫関連の著書が多数ある。
寄生虫!?という気持ち悪いイメージがあるが現在のアレルギーが多くなった原因は寄生虫がいなくなったという説もある。
話を元に戻して、この本では「脳に従っている限り、ダイエットは成功しない」と書かれている。
脳は約8割が油で脳自身が脂質、糖質を要求してくるそうだ。
脳の要求ばかりに従っていると腸では処理しきれない脂質、糖質を受け入れて結果、腸への負担も大きくなるそうだ。
三浦先生からもよく話している「頭で考えずにからだに聞いて食事をする」に繋がっている。
また、腸内細菌の悪化がうつ病や不安神経症を促している可能性を示唆する研究結果が発見されたそうだ。
人が幸せを感じるときに脳内ではドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が分泌されるそうです。
セロトニンは歓喜や快楽を伝える物質でうつ病と関係が深いとされています。
人間ストレスを過剰に受けると食に走りやすいのは、脳が起こさせる一種の逃避行動のようです。
反対に腸内細菌の喜ぶものを食べていればうつ病になりにくく、イライラや不安も消えてくるそうです。
ご興味のある方はぜひ本を読んでみてください。
腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 藤田紘一郎
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (2件) を見る