「患者は医者に何でもかんでもすがりついて任せきりにするのではなく、
病気を治すのも死に場所を選ぶのも自分の責任として、
自分でもうちょっと考えようということも含めつつ、
ひとりひとりの意識改革をしていかなければいけない」
テーマは「おさめ」そして、その先に向かう道すがらの私たちへ・・・。
<健康は自己責任>
増え続ける医療費を抑制するには、私達ひとりひとりで
「自分の健康は自分で管理する」という意識を持つことが最も重要だろう。
言わば、自分自身をおさめることである!
「病院や薬が病気を治してくれる」という、医者や薬に頼る私達ひとりひとりの意識が変わらない限り、日本のみならず世界中どこに行っても医療費は増え続けるだけでなく、本人が病気で苦しむことになる。
ちなみに、我が国の成人の死因は平成25年の厚労省データで、多い順に“悪性新生物”、
“心疾患”、“肺炎”、“脳血管疾患”、“老衰”となっている。
そして、“三大成人病”と言われている“悪性新生物”、“心疾患”、“脳血管疾患”、及びそれから派生する疾患の治療、これらが医療費の多くを占めているのである。
この結果を踏まえ、私は操体を学び、常々思っているのだ・・・。
義務教育の学びに、生粋の“日本医学”である「操体」を取り入れてほしい。
増え続ける国民医療費の抑制にこそ!
「できるだけ病気にならない」哲学が必要である・・・と。
岡村郁生