今週は操体法東京研究会のヒヨコちゃんこと中谷の担当でございます。
一週間よろしくお願いいたします。
今回のブログテーマは「おさめ」ということでございますが、
昨日のブログで友松さんが書かれていたように、
「おさめる」を漢字にすれば
「収める」「納める」「治める」「修める」といろんな形があるようです。
○ 「収める」と書くケース
・よい結果を得る……成果を収める・勝利を収める
・中に取り入れる……目録に収める・カメラに収める
『ビミョ~な言葉研究所』より
ワタシらの仕事の成果といえば、
施術(治療)をして患者さんが治ってくれたってことになります。
一生懸命に覚えた技術を駆使して、困っている患者さんのからだを治す。
すると「ありがとうございます!」なんて言ってもらえて、
そのうえお金までいただける。
だから一般的に手技療法家は「治せる人」になりたいわけですよね。
ワタシもなりたいですよ。「治せる人」に。
そしたら感謝されて、お金がガッポリで、
女の子にもモテモテで・・・ウシシ・・・なんてね。
でもね、操体の橋本先生はこんなことを言われていたようなんです。
「治すことまで関与するな!」。
手技療法家の仕事は治すことが大切なはずなのに、
「治すことまで関与するな!」って一体どうゆうことなんでしょう?
操体を学ぶはじめの一歩は、きっとそんなところから始まるんだと思います。
中谷祐祥